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[アスリートインタビューVol.2]
井村久美子
陸上選手
記録が伸びなかった時期に自分を支えてくれた方々を大切にしたい。

一人では楽しく続けられなかったと思う。

「女性らしい色が好き」と話す井村さん。
ピンク色のワンピースがお似合いでした。

祖父、父が陸上をやっていたので、ごく自然な流れで陸上競技をするようになった私は、小さい頃から本当に多くの方に支えられてきました。

学校の部活の先生はもちろん、記録が伸びなかった時にも温かく見守ってくれた方が多かったので、続けてこられたのではないかと思います。

進学や就職など様々な環境の変化があるときに、昔から応援してくださっている方がさらに他の方を紹介してくれたり。技術的な面を指導してくれたコーチ、身体的な面をサポートしてくれたトレーナー、栄養士さん。
合宿や大会を通じて素敵な出会いがあったので、今も陸上を楽しくできていると思うんです。

もちろん、ウェアやシューズを提供してくれるスポンサーさんにも、支えられているなと感じます。
女性アスリートというと勇ましいイメージをもたれることが多く、黒や赤色のウェアが多かったりするのですが、
今は、女性らしさを表現したいという、私の意見を取り入れて私の好きな色のウェアを提案してくれます。
通気性や伸縮性などの機能面も大事なんですが、好きな色のウェアを身に着けるだけでモチベーションが上がったりもするので、自分の好みを把握してくれている方がいることは、とてもありがたいですね。

良い結果を報告したい。 だから頑張ろうという気持ちになる。

三重県鈴鹿市の競技場。
リラックスしながら練習に打ち込めます。

また、昨年の秋から三重県鈴鹿市の競技場で練習をしているのですが、管理をしてくださっている方々が、とても温かいんです。
新しい競技場なので設備的にも素晴らしいこともあるのですが、管理事務所の方々が孫のように可愛がってくれます。
鈴鹿市に今までオリンピック選手がいなかったこともあってか、「自分たちが管理している競技場で頑張っているとうれしい」と言ってくれたりするんです。

本当の家族のように接してくれるので、皆さんに良い結果を報告できるようにしたいなと思うと、さらに頑張ろうという気持ちになれるんです。

[スポーツ業界を目指す学生の皆さんへのメッセージ]
バランス感覚を保てるように、色々な視点で物事を見るトレーニングをしてみてください。

アスリートを近くでサポートしてくれる方は、熱心だけど冷静な人が多い気がします。
熱心すぎると自分で全部やりたくなってしまいがちですが、アスリートは自我が強い人が多いので、
サポートする方が何でもやってしまうと、ペースを乱され、嫌がる選手も多いです。
そういった意味でも、バランス感覚を保てるように今から、色々な視点で物事を見る
トレーニングをしてみてください。