総合学園ヒューマンアカデミーで“スポーツマネジメント”について教える浜田 満さんと、“スポーツトレーナー”について教える澤木 一貴さんは、ともにスポーツビジネスの最前線で働く現役スポーツビジネスマン。
そんなお2人に“スポーツビジネスの現場で必要なスキル”についてお話を伺いました。

ヨーロッパの主要サッカークラブの一次エージェントとして、忙しい日々を送っています。
スポーツマネジメントにおいて、どの世界のビジネスマンとしても通用するレベルの実務力、主体的に動く積極性が求められます。
そこで私は、まず自分で考え仮説をたてること、そして、自ら行動すること、現場を知ること。現場を知るために、世の中の仕組みを知ることを学生に教えています。
講座では、実際に私が行っている欧州サッカークラブなどの日本におけるマーケティング業務を例に挙げ教えているため、実業務に近いスピード感を保ちながら実践的な体験として学ぶことができると思います。
スポーツマネジメントは、まだまだ始まったばかりの発展途上のビジネスですので、アプローチ方法もたくさんあると考えています。もちろん、思いもよらない困難にぶつかることは日常茶飯事ですが、その困難を乗り越えた時、その経験は達成感と喜びとなっていくのです。
この業界を目指すのであれば、やはり自分で考える習慣を身につけ、主体性を高める努力と同時にいろんなことに挑戦し、できる限り多くの経験を積むことが必要だと考えていますので、学生にもまずは積極性を持つように指導しています。
株式会社Amazing Sports Lab Japan
代表取締役社長兼CEO 浜田満氏

今の姿からはご想像いただけないかも知れませんが、かつての自分はガリガリの痩せ型。そんな自分のカラダをトレーニングによって健康的に変えることができた経験が、この業界に入るきっかけになっています。
スポーツトレーナーは、クライアントが競技で結果を出してくれたときなどに一緒に喜ぶことができる、素晴らしい仕事です。
トレーナーに求められるスキルとしては、科学的根拠に基づく体やトレーニングの基礎知識、クライアントと接するコミュニケーションスキル、そしてビジネス感覚です。知識だけあっても仕事になりませんし、コミュニケーションだけでもその指導は薄いものになってしまいます。

女子プロレスラー選手の下半身強化をアドバイス。
両者をバランスよく勉強し、プロとして確立させるためにビジネス感覚も養うと良いでしょう。トレーナーはアスリートに限らず全ての人が対象となりうる仕事です。メタボ予防や退院後の日常生活復帰における運動指導など、一般の人へのニーズも高まっています。
トレーナーを目指すには、何よりまず自身が健康であること。
そして、自分の体を鍛え、健康に強い関心を持ち、体とトレーニングを基礎からしっかりと学んでいくことが大切だと考えています。
株式会社SAWAKI GYM 代表取締役/NESTA JAPAN理事 澤木一貴氏

スポーツ関係の資格を取得できる学校を探していたとき、インターネットでヒューマンアカデミーのことを知りました。半年で資格取得のための充分な知識を得られるカリキュラムがあることが、入学の決め手でした。座学と実技の両面から学ぶことができ、分からないところはすぐに先生に質問できる雰囲気がとても良く、一人ひとりをしっかりと見てくれるので、知識をぐんぐん吸収できます。

小学生の頃からサッカーが好きで、スポーツ業界で働くことへの憧れがずっとありました。別の業種に就職しましたが、社会人になってヒューマンアカデミーのことを知り、小学生の頃からの夢にもう一度、チャレンジをしようと思ったことが、受講のきっかけでした。講義はとても実践的で、発表形式の授業も多く、その場で講師からのコメントをもらえるのでプレゼン能力も鍛えられます。講師陣も、いろいろなキャリア、ご経験を持つ方ばかり。しかも、ご自身の経験を余すところなく話してくれるので、自分の将来のヴィジョンを描くのに、とても参考になります。今、学びながら自身のチャレンジの途中にいる日々を送っていますが、本気で学べる環境に満足しています。