多くは、TV、ラジオ、雑誌、WEBなどのメディアを通じて情報で得た時ではないかと思います。通常、サッカーの試合の告知は、サッカー専門メディアを中心にスポーツ専門メディアから情報を得る方が多いかと思います。試合結果は俗に言う一般メディアでも報道されますが、告知はその限りではありません。
キャンペーンを理解してもらうために、講演も数多く行われました。
台本もなく、リハーサルもできない試合は、ともすると淡白な告知になりがちです。
そこで、TAKE ACTION! 2008(以降、「TA2008」)では、サッカーという切り口だけでなく、様々な切り口を用意。サッカーに興味がない人、観戦した事がない人へも情報を伝えるため、民放キー局、雑誌出版社、FMラジオ局とメディアパートナーを組むことで、より多くの人々が情報を受け取るシーンを作り、TAの活動を包括的に伝えることができました。これにより、スポーツに元から興味を持っている人々はもちろん、より多くの人々へ試合を見に行きたいという欲求を醸成できたのではと思っています。
つまり、スポーツ報道の最前線でなくても、スポーツの感動を伝えることができるのです。そう言った意味でも、“メディアでの仕事”は、スポーツ業界の中で大きな役割を担っているといえます。TA2008に関わっていただいたメディアの方々も、スポーツ担当以外の部署の方々が大多数です。 スポーツは専門メディア以外の様々なメディアが、様々なアプローチから伝えることができる、発展的な魅力を持ったコンテンツともいえるのではないでしょうか。
横浜スタジアムで行われたイベントの様子。スタジアム全体が緑一色に染まりました。
メディアを通じ情報を得ることで“試合観戦をしたい”と思ったあなたは、その後どうしようと考えるでしょうか?おそらく多くのみなさんが、観戦チケットの購入を考えると思います。ここであなたが接するのがチケット事業企業です。
TA2008では、指定席と自由席合計6万7千枚以上が発売されました。
チケット事業企業は、このスタジアムでのサッカーの試合の時には、ここを指定席、ここを自由席。車椅子のお客様にはこの席など、観客席やスタジアムに関しての専門知識と来場者の視点を併せ持つ、いわば観客席のプロフェッショナルです。
貴重な時間とお金を割いて、スポーツの感動を生で味わいたいと観戦しにきた人々が、再び観戦したいと思えるように、ピッチが見えにくく楽しめないお客さんが出ないように、遠くの席の人も一体感を持って観戦できるように、観客席を設定すること。チケット事業企業のプロフェッショナルな仕事は、スポーツ業界でもとても大きな役割を持っています。
このように皆さんが試合告知を見てチケットを手にするまでの間にも、さまざまな仕事の人々と関わっているのがお分かりいただけたでしょうか。
あなたが感じたあの時のスポーツの感動は、実に多くの人の手で作り上げられているのです。
次回は、試合会場であなたが接する“スポーツ業界で仕事をする”人々についてご紹介したいと思います。
次の記事「Vol.2 ~スポーツ観戦の場を作る仕事~」、「Vol.3 ~スポーツというドラマをつくる仕事~」
